お弁当の無償配布

  • 2021.03.05 Friday
  • 21:37

先日、横浜市南区の弘明寺様に赴くことがありました。

 

滅多に他宗派のお寺さんに伺う事はないのですが、今回はお弁当の無料配布のお手伝いをさせて頂くために伺いました。

 

これはコロナ禍における地域の料理屋さんへの支援と、

息苦しい日々に少しでもあたたかな光をという主旨で行う横浜市仏教会が行う活動の一つでした。

 

決して豪華なお弁当ではありませんが、たまたま通りがかって受け取られる方々に驚きと笑顔が浮かぶ、和やかなひとときを過ごさせて頂きました。

 

 

2月の中旬から1ヶ月をかけて横浜市のお寺5ヶ寺で同様のことを行うようです。

 

そして、3月8日・10日・12日(各日午後3時〜)にも私の実家でもある神奈川区本覚寺にてお弁当の無料配布を行います。

この企画はコロナ禍における困窮者救済と言う形では無く、物心両面より「息苦しい日常へほんの少しの支援」を主旨としているようですので、遠慮無く足を運んで頂けると主催者側も喜ばれるかと思います。

 

 

タウンニュースなどにも取り上げられているようですので、ご興味のある方はこちらもご覧下さい。

各日限定50食と書いておりますが、反響が大きいためか途中から150食に変更しているようです。

 

合掌

 

最乗寺にての研修会

  • 2017.09.01 Friday
  • 17:40

先日、神奈川県は足柄市にある最乗寺さまにて行われたお坊さんの研修会に参加致しました。

 

 

早朝、最乗寺さまを目指し、三ツ沢より出発です。

道中の写真はないため、いきなりの到着となります。

 

ふもとより坂を上がると、まずは大きな仁王門が迎えてくれます。

 

再び坂を登り始めると立派な杉並木に包み込まれます。

 

杉並木を車走らせること5分、ようやく境内に到着です。

 

 

とてつもなく大きい本堂。当院の20倍はあるでしょうか。

 

境内

 

 

坐禅堂

 

 

時間が無くほとんど散策できなかったのが心残りです。

そのほかにも禅の雰囲気が醸し出す風景や、本格的な寺社建築物に四季折々の草木、

見どころは本当に多くあるお寺です。

 

 

ちなみに私、こちらのお寺で中学生の頃、夏休みと冬休みに計3度、それぞれ2週間の修行を

おつとめさせて頂いた経験があります。

10代半ばの身に、坐禅の連続に気が狂いそうになった記憶があります。

 

 

 

さて、研修は安藤嘉則老師の日本文化と仏教についての講義をメインに、

途中、中食を挟み

 

ちなみに最乗寺は修行道場ですが、修行僧にはこんな豪華な食事は出ません。

お客様としてご対応頂き、美味しい精進料理を頂戴させて頂きました。

ちなみに、最乗寺の精進料理はとてつもなく美味しいです。

中学生の頃、こんなにごはんて美味しいんだと感動したものです。

 

 

午後は道元禅師の教えの一つ「同事」についてと、寺院の公益性についてのグループディスカッションを致し終了致しました。

 

 

 

その後、足柄の街並みを眺めながら帰路につきました。

 

 

そんな充実な一日を過ごさせて頂きました。

 

ちなみに私が外に出る時は妻が一人お寺を守ります。

いつも有り難く思っております。拝

坊主バーへ行く。

  • 2016.05.19 Thursday
  • 15:09
先日、住職は後学のため、四谷にある坊主バーに行って参りました。



看板がお寺の仏具「単牌」に似ているのは気のせいでしょうか。



お店に上がる階段には、悟りの象徴「ハスの花」がデコレーションされております。


お店の3階(メインは2階)はこんな感じでした。

ところどころにつっこみ所のある仏具が置かれています。
店員さんはいろいろな宗派の僧侶で、皆さん優しいオーラが出ていました。



坊主バーの代名詞、仏教用語のカクテル。





左が沙羅双樹で、右が極楽浄土です。

ちなみに沙羅双樹(さらそうじゅ)は、
「お釈迦さまがお亡くなりになられた時、あまりの悲しみで枯れてしまった沙羅の木々」
のことを言います。



店内には浄土系のきらびやかな仏壇も。




法話も拝聴させて頂きました。
お客さんより質問を受けてからの法話は、ライブ感があり、お寺では中々体験出来ません。




坊主バーが世に出てきた数年前のときは、「ん?」と少々ひっかかった記憶もありますが、
考えもいろいろ変わってきました。

仏教はさまざまな人生観に対応するかのように、多様なカテゴリー(修行、生き方、供養、祈り…などなど)が存在して
それぞれのあり方で人の心に向き合っています。

坊主バーは、酒と仏教を公然と宣言しており、真面目に考えれば大本の何かが壊れゆくような存在ですが、
現代人の悩みや祈りにと、バーならではのポジションで懸命に向き合っていました。


しかし、20年後、40年後、坊主バーはどのような存在になっているでしょうか。
もしかしたら全国に当たり前のようにあるかもしれませんし、全て無くなっているかもしれません。
これから先、日本の仏教がどのように変化して行くのか、なかなか分かりづらいところです。







 

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