4月4日(日)に花まつりを行いました。
花まつりとはお釈迦様の誕生日の名前です。
イエスキリストの誕生日であるクリスマスと異なり、残念ながら日本での知名度はまだまだまです。
10年ほど前、「花まつり」と検索すると検索トップに六本木の飲み屋さんが出てきたのは衝撃でした。
今ではお陰さまで、お釈迦様の誕生日がずらりと表示されます。
さて、そんな花まつりですが、各お寺で行う行事はさまざま。
まとめているサイトをご覧下さい。
https://higan.net/now/2018/03/hanamatsuri2018/
お寺を飛び出して渋谷で行うものなんてのもあるようですね。
陽光院で行う花まつりはほのぼのとした子ども向けの行事です。
よく言えば地域密着型です!
お釈迦様はこの世の真理をひも解き、自らだけでなく多くの人を苦しみより救った偉大な求道者・哲学者であり、宗教者です。
その教えは2500年もの間、途切れること無く、むしろ進化をして我々日本人の思考・価値観や文化に多大な影響を与えています。
とは言え、だから敬え、誕生日を祝えとやっては一部の人の催しになってしまいますので、
うちでは子どもにお釈迦さまを親しんでもらうため、お釈迦さまのバルーンアートを展示します。
今年のバルーンアートのアーティストはバルーン世界チャンピオンにもなった横浜市在住のシュシュさんでした!
細部にこだわったつくりで一体どうやって作るのか検討もつきません。
10時から16時までお寺を開放し、おかげさまで多くの子ども達で賑わいました。
地域のサイトや情報誌にもご紹介頂いたおかげか、今年は最多の80名ほどの御来山を頂けました。
住職もにっこりです。
もちろん、伝統のお祝い方法「花御堂」を作って「甘茶をかけて」お祝いをするということも致しました。
この花御堂もお寺でさまざま。屋根にはお釈迦様がお生まれになられた今のネパールのルンビニ園という花園を表すために、色とりどりのお花で飾ります。
陽光院はシンプルかつ華やかに飾ります。
14時からは釈尊降誕会法要というお釈迦様の誕生日を祝う法要もしめやかに行いました。
そのほか、境内に合掌どうぶつフィギアが当たるガチャガチャを置いたり、甘茶の接待などを行ったりと、終始賑やかな一日となりました。
これから少しづつ規模を大きくしていき、多くの方にお寺に親しんで頂き、この地三ツ沢を少しでも盛り上げていければなと感じております。
合掌